(仮訳)ブラジル新産種、Diplomitoporus allantosporus
Martins-Junior, A., Gibertoni, T. & Sotao, H., 2008. Diplomitoporus allantosporus (Basidiomycetes): a new record for Brazil. Mycotaxon. Available at: https://www.researchgate.net/profile/Tatiana_Gibertoni/publication/290762351_Diplomitoporus_allantosporus_Basidiomycetes_A_new_record_for_Brazil/links/56e3124d08ae98445c1b2a01.pdf [Accessed March 19, 2017].
【R3-03851】2017/03/19投稿

【お読みください】
大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。

3行まとめ

ブラジル、パラー州からDiplomitoporus allantosporusをブラジル新産種として報告した。
本種の報告はベネズエラからの原記載に続き、全世界で2例目となった。
また、ブラジル産Diplomitoporus属菌の検索表を掲載した。

(ブラジル新産種)

Diplomitoporus allantosporus Ryvarden & Iturr.
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Diplomitoporus taquarae
ブラジルに分布する
担子胞子のサイズの範囲が重なる
菌糸構成が2菌糸型
本種と異なり子実体が背着生ではなく背着生で間もなく縁部が反曲する
本種より孔口のサイズが小さい
本種と担子胞子のサイズの範囲が異なる
本種より生殖菌糸の幅が狭い
Diplomitoporus venezuelicus
本種より孔口のサイズが小さい
本種と異なり孔口が多角形ではなく円形
本種より担子胞子のサイズが小さい
本種と異なり担子胞子がソーセージ形ではなく円筒形
Diplomitoporus dilutabilis
ブラジルに分布する
本種と異なり孔口が多角形~長形
本種と異なり担子胞子がソーセージ形ではなく円筒形~僅かにソーセージ形
本種と異なり菌糸構成が2菌糸型ではなく3菌糸型
Diplomitoporus navisporus
ブラジルに分布する
孔口が円形
本種と異なり担子胞子がソーセージ形ではなく舟形
本種と異なり菌糸構成が2菌糸型ではなく3菌糸型
Diplomitoporus marianoi-rochae
ブラジルに分布する
本種より孔口のサイズが大きい
本種より担子胞子の幅が広い
本種と異なりハイフィディアを有する
本種と異なり樹枝状糸状体を有する
本種と異なり肉の骨格菌糸が分枝する